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アウトカム評価

確かなケアの技術に基づく個別の自立支援をベースにしながら、生活クラブ安心システムをどれだけ実現できているかを見える化するために、QOLやICF(※1)に基づくアウトカム評価に取り組んでいます。
具体的には、国立保健医療科学院・津田塾大学・東洋大学等の研究者たちにチームを編成してもらい、評価ツールASCOTやWHO-DAS2.0(※2)等を導入しました。
QOLやICFといった定性的な概念を数値化することで、利用者さんの客観的な満足度が分かるとともに、ケアプランの妥当性、利用者さんと職員の認識差等も把握できます。

※1 QOL……Quality of Life「生活の質」
     ICF……International Classification of Functioning, disability and Health「国際生活機能分類」
※2 ASCOT……Adult Social Care Outcome Toolkit(個人の社会的ケア関連QOLを評価するツール。英国のケント大学が開発)
     WHO-DAS2.0……WHO Disability Assessment Schedule 2.0(個人の健康に関する生活機能障害を評価するツール。WHOが開発)


公的研究機関への協力

千葉大学看護学部・工学部

地域住民が作った社会福祉法人は、常に地域とつながり社会とかかわりながら、福祉分野のイノベーションにも積極的に協力しています。

  • 見守り(眠りスキャン+人型ロボット※商品化済み)
  • 食支援(多職種連携のためのツール開発)
  • 排尿コントロール
  • 服薬管理

この千葉大学の取り組みは、行政関係者や企業も取り込んでコンソーシアムという枠組みに発展しています。(2019年4月~)

認知症未来共創ハブ(慶應義塾大学他NPO)

慶應義塾大学と4つのNPOが共同して設立した認知症未来共創ハブに2019年8月から協力しています。認知症を有する方に生活の困りごとをヒアリング調査し、その結果をデータベース化して公開する予定です。行政関係者や企業も一緒に、認知症を有する方も生活しやすい社会を目指します。